筋肉は伸ばさず、ゆるめる!4スタンスリポーズ体操。という本を購入してみました。
リポーズというのは4スタンス理論で有名な廣戸聡一さんが考案した体操のようなもので従来のストレッチと形は同じポーズもたくさんあるのですが、筋肉を伸ばす意識をせず、軸を作ってリラックスするということを盛んに強調しているように感じます。他に動きを伴う体操もたくさんあるのですが、どれも軸を作り、操作するということを説明しています。
軸ができたときに柔軟性やパワーが最大限に発揮されるとのことです。要するに身体の使い方の練習みたいな感じだと思います。
私も少し前にセミナーでリポーズを少し学ぶ機会がありました。しかし身体が超かたい私は指示された姿勢をとることで精一杯でとてもじゃないですが軸を意識してリラックスなんてできませんでした。セミナー終了時に講師の方から「どうですか?身体が楽になった感じがしませんか?」という言葉がありましたが、「全然楽じゃないし、腰も痛いです」と心の中で答えていました。
1回のセミナーの受講だけではほとんど効果を実感することができず、この本を買って読んでみることにしました。
読んでみた感想ですが、やっぱりよく分からないです。
ストレッチのようなポーズではやはり私には形を真似ることができません。1部のポーズについては、できない場合はこうしましょう という説明もあったのですが、私の柔軟性ではそこにすらたどり着けません。
ほとんどストレッチ感を伴わないポーズもあるのですが、それを繰り返すだけで開脚や前屈の稼働範囲が広がるとは思えないし…。カチカチの人がどのように始めれば良いかの説明が少ないと感じました。
長座で骨盤を立てる姿勢がとれるくらいの柔軟性が最低限ないと、この本を読むだけで始めるのは難しい気がします。
身体の使い方の練習のような動きもたくさん紹介されているのですが、ドレをどのように取り入れるのか?実際に競技の動きを練習するよりも効果が期待できるのか?という疑問が残りました。
4スタンスのタイプ判定のやり方も紹介されていますが、コレも本を読んだだけで判定してそのタイプのカラダの使い方を意識するのは危険だと思います。私が受けたセミナーでは自己判定と違ったひとが私を含めてかなりいたので…。
私なりの結論として、本やセミナーでリポーズを学ぶだけではよほどセンスのある人でないと上手に取り入れて効果を出すのは難しいのかなと感じました。興味のある方はパーソナルでじっくり教えてもらうのが良いかと思います。
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