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HOME > ARCHIVE - 2014年09月

エレイコ パワーリフティングバー

エレイコのパワーリフティングバーを購入し、しばらく使用したので使い心地を報告します。

筋太郎ジムではイバンコとボディメーカーのバーを使っていたのですが、最近はエレイコのバーが大会で使用される機会も増えてきてメンバーからエレイコのバーにも慣れておきたいという声があがり、購入することとなりました。

日本ではパワーフラッシュから158125円で購入することができますね。以前に紹介したローグフィットネスというショップでも取り扱っているのですが、メールで問い合わせたところエレイコのバーは日本への通販は対応できないとのことでした。

今まで国内大会で主流(多分)だったイバンコとの違いは

1.グリップ部分の径
2.ローレットの仕上がり
3.プレート間の寸法

が大きな点だと思います。

1.グリップ部の径
イバンコが28ミリなのに対してエレイコは29ミリとなっています。このため手の小さい方はデッドのグリップがイバンコと比べてキツいと感じるかと思います。しかし、エレイコのほうがローレットの滑り止め効果は強力なので手が大きい人にとってはかえってグリップが楽に感じる可能性もあります。私の場合は手が大きいこともありエレイコのほうが若干ですが楽かなという気がしないでもないような…。

また、径が太いためか高重量をセットしたときのしなりがイバンコより少ないようです。そのため、デッドリフトではその他の条件が同じであればエレイコのほうが重量が下がると言えそうです。スクワットやベンチでの感触の違いは私レベルには感じ取れませんでしたが、選手によってはしなりやすいイバンコと硬いエレイコやレオコでスクワットの歩き方を変えたりもするそうです。

しなりの比較画像です。左が190キロにセットされたイバンコ。右が192.5キロのエレイコです。この画像だと分からないかな?
バーのしなり比較



2.ローレットの仕上がり
イバンコと比べてローレットにギザギザが非常に粗いです。そのため滑りにくさではエレイコに軍配が挙げられます。その違いは画像でもわかるレベルです。スクワットとベンチでは炭マグは全く必要ないのでは?と思うくらいです。

こちらはイバンコ。
DSC_0049.jpg

コレはエレイコ。明らかに粗いですね。
DSC_0048.jpg

バーの中央付近にはローレット加工を施していないツルツルの部分がありますが、この寸法も少し違います。イバンコよりエレイコのほうがツルツルの部分が明らかに広いです。このため、ナローデッドではスネと当たる部分の滑りが良くてやり易いんですが、ワイドでは問題がでてきます。

ワイドデッドで肩からまっすぐ腕を下した位置で握るとよほど骨格が大きい選手でない限りツルツルの部分に手がかかってしまうんです。小柄な女性だと完全にツルツルの部分を握ることになるかも。私の場合で指1本がツルツル部分にハミ出てしまいます。

ナローデッドではそのローレットの粗さからかえってグリップが楽に感じる選手もいるかもしれませんが、ワイドデッドではほとんどの選手がグリップが苦しくなるのではないかと思います。

更にもう1つ、イバンコにはローレット部分にグリップ位置の目安として使えるラインが左右3つづつ入っていますがエレイコでは81センチラインの1本だけ、グリップ位置をシビアに決めるにはイバンコのほうがやり易いですね。



3.プレート間の寸法
イバンコとは寸法も少し異なり、左右のプレート間がイバンコは141センチ強。エレイコが133センチ強です。イバンコはこの寸法がNGで国際大会で使えないとか…。

こちらはイバンコ
DSC_0046.jpg

こっちはエレイコ
DSC_0045.jpg

今までイバンコのバーでプレートギリギリにスタンスを決めるワイドデッドをしていた方は少し狭めないとダメですね。それとスクワットのラックアップから歩き始めでプレートとラックを当ててしまいやすくなります。筋太郎ジムで使用しているパワーテックはワイドタイプのパワーラックの中でも幅が広めなのでエレイコでのスクワットは重心を左右にシフトしながら歩くタイプは気を使います。



エレイコVSイバンコ
ローレットのない部分の広さやグリップの目安となる印、プレート間の寸法を考えると一般トレーニーにはイバンコのほうが使いやすいかと思います。エレイコはパワーリフティングで地元の協会が所有しているバーがエレイコだとか国際大会に出場したいだとかいう場合以外は必要ないかなと。

あとイバンコもメッキ仕上げのバーと比べると錆びやすいですが、エレイコは更にサビやすい感じですね。まだ数か月しか経っていませんが、すでにローレット部分が茶色くなってしまいました。
DSC_0039.jpg
イバンコはプレート取り付け部分が錆びやすく、ローレットは錆びにくいのに対して、エレイコはローレット部分から錆びてきました。
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イバンコ オリンピックバーのお手入れ

筋太郎ジムで愛用しているイバンコのオリンピックバー OBX-20。安価なバーでは耐荷重が200キロ程度の物もあるのに対してイバンコは600キロまでOKという抜群の強度を誇ります。



しかし、筋太郎ジムのような湿気の多い過酷な環境では錆びやすいのがタマにキズ。この点では表面がメッキ処理された安物バーのほうが優れています。


DSC_0037.jpg
イバンコのバー。錆びでかなり茶色くなってます。


DSC_0036.jpg

こちらはボディメーカーのバー。ほとんどサビなし。キレイに使いたいということが優先ならこちらの方が優れています。

エレイコのバーも銀色をしていますが、こちらはメッキではないのかアッというまにローレット部分が茶色く錆びてきました。クロームメッキは強度を考えるとよろしくないという説明を読んだことがあるのでエレイコは違う表面処理だと思われます。
DSC_0039.jpg



これからは湿度が下がりサビが発生しにくくなってくるので、梅雨から夏にかけて発生したサビを落としてみました。ホームセンターでおなじみのCRC556をスプレーしてウェスで磨きます。CRC556には溶剤も含まれているのでベアリング内部に入るとグリスを溶かし出してしまうので慎重に。

かなりの期間を放置していたのでピカピカとはいかないですが、作業前と比べると随分とキレイになりましたよ。
DSC_0038.jpg


2本のバーを磨いたら汗だくになってしまいました。強度もほしいけどサビやすいのも嫌だという場合に良さそうなのがこのバー。



イバンコのステンレスバーです。IPF公認でパワーリフティングの大会使用にも耐える強度を持ちながらもステンレス製なので、かなりサビにくいはず。しかし、232200円という価格はなかなか手が出ないですね。私はせっせと磨くほうを選ぶとします。

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ビーレジェンドシリーズがラインナップ拡大

数年前に登場し、瞬く間にシェアを拡大したビーレジェンドプロテイン。私も数回購入しましたが、すごく溶けやすくて飲みやすいさっぱり系の味、しかも大手メーカーよりかなり安い価格設定と登場したときには結構な衝撃を感じました。トレーニング仲間にも登場以来ずっとプロテインはビーレジェンドというメンバーもいます。

こちらがショップページです→ビーレジェンド「be LEGEND」

2年ほど前に書いたレポート記事にもアクセスがポツポツとあるようで数件のコメントも入ってきました。

そんなビーレジェンドですが、久しぶりにサイトを覗いてみると随分とラインナップが増えたようですね。最初に登場したWPCタイプには3種類の味が追加。更にWPIタイプとカゼインも加わっています。プロテイン以外にもクレアチン、グルタミンBCAAと筋トレ愛好家にとって定番のアミノ酸も追加。

しかし、種類は増えましたが私がビーレジェンドシリーズで1番買う価値があると思うのはやはり元祖のWPCプロテインのナチュラルですね。アピールしている 1.おいしい  2.溶けやすい  3.安い  という条件をバッチリ満たしていると感じます。同価格帯のライバルとしてはグリコのマックスロードホエイがありますが美味しさでビーレジェンドに軍配が挙げられます(私の個人的感想です)。

そんなこんなで元祖ビーレジェンドが登場したときは今後のラインナップ拡大に大いに期待させられたのですが、新しく追加された商品はどうも平凡な気が…。いくつか挙げてみると。

1.WPC味付き 
味が付いたら500円前後もアップが悲しいです。


2.WPI無添加 
同じCFM製法の無添加だと雷神プロテインのほうがお得。


3.グルタミン 
味の素ブランドのグルタミンがもっと安く手に入る。
アイアンテック グルタミン
こちらはアイアンテックのグルタミン500g。iherbの画像です。


といった感じ。元祖のWPCナチュラルが非常に素晴らしい出来映えなだけにちょっと残念です。今後の展開に期待したいと思います。
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パワーブロックと4スタンス理論

筋太郎ジムで愛用しているパワーブロック。ピンとシリンダーウェイトの抜き差しだけで重量変更ができて非常に楽チンなんですが、最近ふと思ったことが…。

パワーブロックの紹介記事はこちら。

パワーブロックのグリップ部分って樽型になっていて両端に向かって細くなっています。
121206-1.jpg


握ると薬指と中指の間がふくらみの頂点になっていて人差し指部分はちょっと細くなっています。
パワーブロックのグリップ




これって4スタンス理論的に言うとA1 B1タイプが力を発揮できないグリップじゃないですかね?薬指と中指部分は同じくらいの太さなのでA2 B2には影響がなさそうな…。

パワーブロックの購入を検討している方でA1 B1タイプの方はちょっと考えたほうが良いかもしれませんね。
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[ 2014/09/15 00:40 ] 小ネタ 筋太郎の疑問 | TB(0) | CM(0)

パワーリフティングの試合で便利なもの

今年の秋は2年半ぶりにパワーリフティングの大会に出場しようと計画しています。試合の経験は過去に4回と決して多くはない私ですがベルトやシューズといった必須の持ち物以外にも持って来たほうが良かったなと感じたアイテムがいくつかあるので紹介してみます。初めて試合に挑戦しようと考えている方の参考になれば幸いです。


1.バーベルカラー

一つ目はバーベルカラーです。コレはスクワットのアップで使います。私の場合スクワットの歩きでは身体が左右に大きく動いてしまいます。保管状態が悪くて表面にサビが浮いているようなバーなら何ともないのですが、新品状態のバーだとプレートが滑りまくってバランスを崩してしまいそうになります。

カラーを使いたいところですが、今まで試合会場でアップ場に用意されていたことはなかったですね。歩きで左右にブレないタイプの方は必要ないですが、こんな歩きの人は持っていったほうが安心です。



2.滑り止めシート

2つ目はホームセンターなんかで手に入る滑り止めシートです。こちらはベンチプレスのアップで使います。

パワーリフティングの盛んな県だとアップ場にもパワーラインなど本格的なベンチ台が用意されていたりもしますが、公式のラックをいくつも持っていない協会だとアップ場にはごく普通のベンチ台が用意されています。普通のベンチ台って大抵はシートがツルツルして背中が滑っちゃうんですよね。脚を強く踏ん張るタイプの人は持参したほうが良いと思います。


3.ジャッキ(リフト)
最後はデッドリフトでつかうジャッキです。ジャッキもパワーリフティングがマイナーな県だとアップ場までは用意されていないことがあるのでプレート交換が超大変です。試技前なのにプレート交換で体力を消耗してしまうのはもったいないです。できればあったほうが良いかと思います。
ローグ デッドジャッキ
左の小型のタイプだと電車やバスでの持ち運びも可能で良さそうです。こちらはローグで見つけました。


今回の試合ではジャッキは持ち合わせていないので今回は見送りますがカラーとシートは持参して挑みたいと思います。
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プロフィール

中山筋太郎

Author:中山筋太郎

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