BULLのオリンピックバーを使ってみたのでレポートします。IPF規格で作られていてパワーリフティングの大会でも使える公式のバーがなんと6万円台という低価格です。
現在、農器具小屋でもある筋太郎ジムは稲刈りで閉鎖中なので市営体育館のジムでトレーニングしているのですが、このジムに半年ほど前からBULLのバーが導入されています。パワーリフティング大会の他に公共施設でも使われだしているんですね。
まず、見たところエアコンのないこのジムでも目立った錆びはなく、イバンコと同程度の耐腐食性は備えているようです。表面処理がイバンコと同じブラックオキサイトなだけありますね。ちなみに筋太郎ジムのエレイコシャフトは完全に茶色に変色してしまい、新品時の銀色の輝きは見る影もありません。

筋太郎ジムのエレイコバー。端の方を除いて完全に茶色に変色しています。
次にプレートをセットしてみます。するとどうも他のバーと比べてスムーズに入らないプレートがあります。正確に測定したわけではないですが、どうやらプレートの取り付け部は他銘柄のバーと比べて僅かに太目の仕上がりのようです。このジムにはメーカー不明の穴径が小さ目に仕上がっているラバープレートがあるのですが、このプレートとBULLのバーの組み合わせだとちょっと付け外しがキツキツです。
ローレットの粗さは エレイコ>イバンコ>BULL という感じ。滑りにくさという点ではこの3つの中では1番劣るかもしれません。しかし、ボディーメーカーで感じたような「滑ってグリップが決まらない」という感覚はなく、私の場合はスクワットとベンチプレスでは炭マグなしでも充分でした。マイルドなローレットだと高重量でプル系種目をおこなっても手の平の痛みが少ないのはいいですね。
グリップの太さはエレイコと同じ29ミリでオリンピックバーとしては太目です。径が太くてローレットがマイルドなのでデッドリフトでのグリップの厳しさは BULL>エレイコ>イバンコ となるのかなと感じました。
値段はエレイコ、イバンコを大幅に下回る6万円台。エレイコは保存環境が良くないとアっという間にサビサビになってしまうのでこれからはBULLのバーがIPF規格に慣れておきたいとうニーズには最適かもしれませんね。
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