筋トレを始めた頃からずっと欲しかった重量可変式ダンベルセットのパワーブロックをついに購入しました!!
コレは従来のダンベルセットのように カラーを外して プレートを脱着して またカラーを付ける なんて手順を踏まなくて、ピンの抜き差しだけで重量変更ができちゃう優れものです。
価格は41キロまでのタイプで10万オーバーと従来のダンベルセットよりかなり高いですが、トレーニン仲間でコツコツ積み立てた会費で買っちゃいました。


今回購入したのはこの90ポンドまでのプロタイプSP9.0というもので122850円でした。他に50ポンドまでのアドバンスタイプSP5.0、130ポンドまでのプロタイプSP9.0EXというタイプがあります。
こちらがアドバンスタイプSP5.0です。
ちなみに最初に90ポンドまでのSP9.0を選んでも後から拡張セットというものを買えばSP9.0EXにグレードアップすることができ、130ポンドまで使用することができます。アドバンスタイプSP5.0だと残念ながら後から重量を足すことは出来ないですね。
気になる重量の変更方法ですが、

中心のコアを外して横から見るとこんな構造になってます。ピンを差すとコアの溝部分(白色の部分)と重りの棒状の部分に引っ掛かって任意の重さだけが持ち上がります。

片側は色分けされていて、重量が分かりやすくなっています。
ピンはマグネットによって重りの棒状の部分にくっついて固定されます。ちょっと不安ですが使用中に外れそうになったことはないです。

アドバンスタイプはピンによる調整だけなのですが、重量設定が大きいプロタイプは1ピン変えただけで4キロ以上も重量が変わります。そのため微調整を可能にするシリンダーが付いています。このシリンダーウェイトは1本で1キロ強です。

このレバーを CLOSED から OPEN にすると

シリンダー収納部が開いて中の重りを取り出すことができます。

パワーブロック本体に重量の表示はあるのですがアメリカ生まれということでポンド表示でした。そこで…

こんな重量換算表を作りました。これは単に計算でキロに換算したのではなく実際に重量を測定して作った表です。
さらに本体の重量表示の上にエクセルで作成したキロ表示の表を貼りました。

ボケちゃってます

では、実際の使用感ですが、
1 重量変更は期待通りとても楽です。これに慣れるとスクリュー式ダンベルのクルクル作業にはもう戻れない感じです。
2 サイドレイズなどで振り回し気味に使ったときにカチャカチャ感が若干気になりました。固定式ダンベルやスクリュー式ダンベルのように重りが完全に固定されているわけではないので勢いを付けて挙げるとカチャっと鳴りますね。慣れれば全く問題ない範囲だと思います。
3 手の大きい人には握るときに窮屈と感じると思います。私の手のサイズだと深く握ろうとするとグリップ周囲のスペース不足で少しキツく感じました。そのため、ストラップが非常に巻きづらく感じました。

こちらが私の手です。コレくらいのサイズの人だと握るときに窮屈に感じるかもしれません。
4従来のダンベルと重心が違う。重量微調整用のシリンダーは端のほうにあるのでシリンダー装着時は重心が中心から大きくズレます。なのでカールやレイズ系では従来のダンベルより明らかに重く感じますね。シリンダーを抜いた状態でも重心位置はグリップ位置より少し先よりにあるように私は感じました。

中央の銀色のネジがグリップの位置になります手はこの写真の上から入れる形になります。下端にシリンダーウェイトがあるのでシリンダーの有無で重心が大きく変わります。
次はこの専用の台を購入する予定です。

コレも購入したら屈むこともなく重量変更ができたますます楽チンになりますね。
>>おすすめサプリショップ iherb
>>おすすめサプリショップ2 マイプロテイン
こちらのBlogに辿り着きました。
画像を多くまじえた内容で大変参考になりました。ありがとうございます。
そこでひとつお尋ね致します。
ピンの抜き差しで重量を変更するので、
通常の向きではピンとピンを通したコアの溝部分でウェイトを支えていることがよくわかりました。
ではダンベルベンチプレスやショルダープレス時のように逆さま状態では、
どこでウェイトを支えているのでしょうか?
一番下の画像を拝見する限り、
コア上部の出っ張り部分ではないかと推測するですが、
その部分だけでSP9.0の場合なら40kg近くを支えられるものなのかと思いまして、購入を迷っています。
逆さま状態での使用感のご教示を宜しくお願い致します。