筋トレを始めようというとき、まずはダンベルから購入する方が多いと思います。私自身もそうでしたが、当時は何も知識がない状態だったので随分と無駄遣いもしてしまいました。そこで、これから筋トレを始めてみようという方向けにダンベルの選び方を考えてみたいと思います。
まず、ダンベルには大きく分けて重量固定式の物と調整可能な物があります。
重量固定式のダンベルとしては
こんなジム用ダンベルがあります。
しかし、身体の部位や筋トレ種目によって扱える重量は大きく異なるので重量固定式のダンベルを選ぶなら何種類もの重量を揃えないとダメでスペースや予算を考えると庶民にはちょっと非現実的ですね。
そこで大半の方は重量調整式のダンベルを購入することになるのですがここで気をつけないと大変です。
ダンベルのシャフトにはプレートの取り付け部分がツルツルなシャフトと
このようにネジ山が切ってあるシャフトがあります。
どちらを選ぶかですが、まずはネジ山のあるスクリュー式のシャフトを選択することを強力にオススメします。
ダンベルを使った種目にはダンベルを立てて持つハンマーカールやプルオーバーという種目があります。
これがプルオーバーです。
つるつるタイプのシャフトではカラーでかなり強く固定してもプレートが脱落してしまうことが多くあるんです。カラーというのはネジの締め付けで横から押さえているだけで完全に固定されるわけではないんです。

これがカラーの内側です。単にボルトの先端で押さえるだけです。
私も最初は何も考えずにツルツルシャフトのダンベルでホームトレーニングをしていたのでフレンチプレスでプレートを落としてしまい、畳を大きくへこませてしまいました。
スクリュー式シャフトではカラーはネジ込んで固定するのでダンベルを縦にしてもプレートが脱落する心配はありません。ただ、プレート交換のたびにカラーをクルクル廻して脱着しなければならず多少手間なのが欠点です。
次にプレートについて、プレートには鉄むき出しのタイプとラバーでコーティングされたタイプがあります。
鉄タイプではこんなのがあります。
このタイプのメリットはラバーより安い。同じメーカー、重量なら厚みが薄くてより多くの重量を付けられるという点があります。大抵のダンベルシャフトでは5キロプレートを使用した場合、ラバーでは片側3枚の計32.5キロあたりが限界ですが、鉄タイプだと片側4枚、計42.5キロまで付けられるケースが多いです。
デメリットとしては脱着時にカチャカチャうるさい。床に置くときの衝撃が大きいという2点があります。
ラバータイプは鉄タイプと逆でプレート厚みがある、静かという特徴があるんですが、もう1つ家庭でラバーダンベルを使うときのデメリットとして新品は非常にクサいとう問題があります。
筋太郎ジムのような風がピューピューと通るような小屋などなら気にならないのですが、一般的な家庭の部屋に置くと猛烈に臭います。そのため、購入して数週間くらいは風通しの良いところで臭いを飛ばすことをオススメします。
しばらく放置しておくとほとんど臭いはなくなります。
プレートの重量についてですが、一般的にはダンベルには5キロプレートまでを使用することをオススメします。10キロや15キロといったプレートも売っていますが、10キロ以上になるとプレート直径が非常に大きいので動作時に身体に当たってしまうんです。
例えば22.5キロにセットしたい場合…
10キロプレート2枚+シャフト2.5キロではなくて
5キロプレート4枚+シャフト2.5キロというように装着します。
トレーニングを続けて使用重量が増え、プレートが付けきれなくなったときは大きいプレートを付けるよりもロングタイプのシャフトがオススメです。
これなら5キロプレートを片側6枚つけることが可能でかなりの怪力になっても大丈夫ですよ。
あと究極の重量調整式ダンベルとしてこんなのもあります。
パワーブロックです。
従来の重量調整式ダンベルでトレーニングをしてみると分かりますが、疲れた身体でのプレート脱着というのはなかなか面倒です。このダンベルはとても高価なんですが、ワンタッチで重量変更することができて使用感は最高です。筋太郎ジムでも購入しましたので詳しくはコチラの記事をどうぞ→
パワーブロックレポート最後にダンベルの選び方のまとめです。
・一般的にはスクリュータイプのシャフトを買う
・お金ならあるという人はパワーブロック
・お金もスペースもバッチリならジム用ダンベルを多数揃える
・プレートはうるさくてもOKなら鉄、嫌ならラバー、ただし最初はクサイ。
・プレートは基本的には5キロプレートまでがオススメ。重くする場合はプレート数を増やす。
・力が付いてプレートが付けきれなくなったらロングシャフトを。
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リンクに追加させて頂きました
パワーリフティングをされているということで、BIG3の記録凄まじいですね
自分も早、そんな重量が扱えるようになれるように励みます。
よろしくお願いします。